ヒアルロン酸注入は、ボリュームの減少などで影ができる原因にアプローチし、しわやたるみを改善するだけでなく、フェイスラインを整えたり、額を丸くするなど、お顔全体のバランスを整えることもできる治療です。
ヒアルロン酸注入治療について
ヒアルロン酸注入治療とは、ヒアルロン酸製剤を皮膚に注入することで次のような効果が得られます。
〇ほうれい線やマリオネットラインなどのしわを浅くして、目立たなくさせる
〇こけた頬やこめかみなどにボリュームを与え、影を消す
〇顎に注入し、顎先のラインを整える
〇額に注入して、丸い額にする
老化のメカニズム
深いしわやたるみなどの老化現象は、皮膚だけに現れると思われるかもしれませんが、お顔の老化は、皮膚だけに起きているのではありません。
しわは、その部位だけが凹んでできるのではなく、骨格や筋肉、皮下脂肪が委縮し、皮膚が下垂することによってできます。
そのため、シワやたるみの改善には、シワだけを見るのではなく、お顔全体を見て立体的な改善を考えることが重要です。
ヒアルロン酸の注入箇所
しわは、その部分だけが凹んでできるのではなく、老化により皮膚や皮膚組織の下垂や骨の骨密度の低下などが生じた結果、組織の位置が変化したことによってできます。
そのため、ヒアルロン酸はしわの直下に注入するだけでなく、それが老化の原因となるポイントにも注入し、顔全体が若々しい印象となるようにします。
治療効果
しわを浅くする
ほうれい線、頬のゴルゴライン、マリオネットラインなどには、ヒアルロン酸をしわの直下に注入して、しわを改善させます。
顔の輪郭を整える
窪んだこめかみをふっくらさせる、頬を高い位置に戻す、顎をシャープに整える、額を丸くするなど、輪郭を若々しく整えることも可能です。
わかこ皮ふ科クリニックが選ばれる理由
1.厚生労働省が承認したヒアルロン酸製剤を使用
当院が使用する「ジュビダームビスタ®」は厚生労働省より製造販売承認を取得したヒアルロン酸使用軟組織注入材です。
2.ヒアル顔はNG!ナチュラルな仕上がりにします
ヒアルロン酸も過剰に注入すると、頬がパンパンになったり、目の下が青白く膨らんでしまうなど、不自然なお顔になってしまいます。
わかこ皮ふ科クリニックでは、「いかにもヒアルロン酸を入れてます」というような仕上がりにはならないのでご安心ください。
あくまでもナチュラルに若々しく見えるように、効果的なポイントに少量ずつ注入いたしまます。
3.注入時の痛みや内出血も最小限に
当院では、ナチュラルかつ美しい仕上がりであることはもちろんのこと、施術中の痛みや注入後の内出血を最小限に抑えるよう心がけております。
麻酔クリームを使用
ヒアルロン酸注入の前に医療用の麻酔のテープ、もしくは麻酔クリームを塗ることで痛みが軽減します。
局所麻酔薬含有のヒアルロン酸製剤
局所麻酔薬を含有したヒアルロン酸製剤を用いることで、注入中の痛みもほとんどありません。
痛みに弱い方もご安心ください。
静脈可視化装置スタットベインを導入
StatVeina(スタットベイン)は、静脈の走行を見ることのできる画期的な装置です。
注入時に静脈の位置を確認することで、血管に針が当たることによる内出血のリスクを減らす事ができます。
カニューレを使用
カニューレは先端が尖っていない特殊な針です。血管の豊富な目元への注入や、重要な血管が走っているほうれい線への注入などに用いることで、内出血や血管内へ注入するリスクを軽減します。
料金・プラン
施術の流れ
➀ご予約
ヒアルロン酸注入療法は予約制ですので、まずはご予約をお取り下さい。
WEB予約・・・こちら
お電話・・・026-217-1230
当日、ご来院・受け付け後はパウダールームで洗顔していただきますのでタオルをご持参ください。
②受付・問診
当日は、ご予約時間の10分前にはいらしてください。
問診票への記入後、パウダールームで洗顔していただきます。
③カウンセリング
医師がカウンセリングを行います。
お悩みをお伺いし、適切な治療法をご提案させていただきます。
治療内容・施術後の注意・治療費など詳細をご案内させていただき、十分に納得していただけましたら同意書にサインいただきます。
④施術日のご予約
患者様の同意書を頂きましたら、施術日のご予約を承ります。同じ施術の2回目以降のご予約はお電話でもお取りできます。
当日の施術・治療は診察の内容によりお待ち頂くことや後日のご予約にして頂くことがございます。予めご了承下さい。
遠方よりお越し下さる方など、当日の施術・治療をご希望の場合は、ご予約時に『当日の治療希望』とお伝えください。
⑤施術日当日
治療の前に治療部位にクリーム麻酔 or テープ麻酔を行います。麻酔時間は30分程です。
⑥ヒアルロン酸注入
個室でヒアルロン酸を注入します。
麻酔が効いていますので、針を刺すときの痛みはわずかです。
また、注入中の痛みを軽減させるため、麻酔入りのヒアルロン酸を使用しますので、ご安心ください。
⑦ご帰宅
お帰りの際に次回のご予約を承ります。
ご帰宅後も何か気になることがございましたらお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
施術によって顔が不自然に見えることはありませんか?
適切な部位に適切な施術法で、適切な量のヒアルロン酸を注入すれば、見た目が変化しすぎることや、不自然な仕上がりになることはありません。当院では、いかにも治療したような結果にならないよう、効果的な部位に注入することで、少量の注入量でナチュラルでありながら若々しくなる施術を心がけています。
効果はいつ現れてどのくらい続きますか?
ヒアルロン酸の注入後すぐに効果が見られます。アルロン酸注入治療は、適切な量を注入しても2~3日はふくらみ気味になることがあります。しかし、約1週間程度で自然な仕上がりに落ち着きます。その後、製品や注入部位によって異なりますが、治療効果は6ヵ月~1年程度持続し、徐々に消えていきます。さらに継続して効果を望まれる場合は、追加治療が必要です。
麻酔アレルギーがあるのですが治療できますか?
麻酔アレルギーがある方は、ご予約の際にお伝えください。麻酔の入っていないヒアルロン酸製剤に変更することが可能ですが、その場合は取り寄せになりますので受診当日の治療は行えませんのでご了承ください。また、治療前に麻酔をしない代わりに、しっかりと冷却して痛みを軽減いたします。
アレルギー体質ですが治療できますか?
ヒアルロン酸よりも早くから皮膚注入材として使用されているコラーゲンは、現在はウシ由来のものが多く用いられていますので、体質によってアレルギー反応を起こす可能性があります。しかし、その後に登場したヒアルロン酸注入材は、主成分がたんぱく質ではないため、治療前のアレルギー検査が不要です。
さらに、当初主に用いられていたトリ由来の抽出成分に代わって、近年はバイオテクノロジーによって生産された非動物由来の成分が主流となりました。これらの製品は不純物として含まれるたんぱく質の量が極めて少ないため、アレルギー反応を起こす可能性が低くなっています。
治療前に注意することはありますか?
内出血のリスクを念のため、2週間程度、大切なイベントがない時期に治療をお受けになることをお勧めします。
関節に注射するヒアルロン酸とは違うのですか?
関節治療用ヒアルロン酸は整形外科などで関節痛の治療などに使用されますが、すぐに吸収されて効果がなくなるため美容医療には向きません。ただ、関節治療用のヒアルロン酸は値段が安いため、美容医療に使う医療機関もあるようです。
治療後に気をつけることはありますか?
注入部位の血行がよくなると、内出血、腫れ、赤み、かゆみが出たり増したりすることがあります。そのため、治療後24時間は、飲酒、激しい運動、長時間の入浴、サウナなどはお控えください。
また、お顔のエステは最低1週間は行わず、必要以上に注入部位を触らないようにしてください。歯の治療や顔をうつぶせてのマッサージなどもしばらくの間避ける必要があります。メイクは数時間後から可能です。
治療後に不安なことがあったらどうしたら良いですか?
ヒアルロン酸の注入後には、しこり、赤み、腫れ、痛み、内出血、かゆみなどがみられることがあります。多くの場合、一週間程度でこれらは治まりますが、それ以上経っても違和感がある場合は医師にご相談ください。
異常を感じていない場合でも、当院では約2週間後の再診をお勧めしております。
ヒアルロン酸を入れ過ぎたらどうしたらいいですか?
入り過ぎてしまったヒアルロン酸は、ヒアルロン酸分解注射で分解することができます。ただし、アレルギーを引き起こすことがあるため、皮内テストをしてからの治療となります。他院でヒアルロン酸を入れ過ぎてしまった方もご相談下さい。また、再度ヒアルロン酸を注入する場合は、2週間程間隔をあけていただきます。