イボ(疣贅)治療

イボについて

「イボ」は、皮膚から盛り上がっている小さなできものを指す俗語です。

いわゆる「イボ」には、
✔ウイルスが感染してできる手足のイボ(ウイルス性疣贅)
✔水イボ(伝染性軟属腫)や首イボ(スキンタッグ)
✔老人性イボ(脂漏性角化症)
など、多くの皮膚疾患があり、治療が異なります。

手足にできやすいイボには、クライオプロを用いた液体窒素療法を行っております。従来の綿球法よりも痛みが少ないためお子様にも好評です。

当院は『クライオプロ』を採用

液体窒素をスプレーで圧力をかけて霧状に噴霧

クライオプロ

 

ウイルス性のイボ(疣贅)の治療の第一選択は、液体窒素を用いた凍結治療です。
これまでは、液体窒素をふくませた綿棒をイボにあてるのが一般的でしたが、当院では『クライオプロ』を採用しています。

『クライオプロ』を用いることで、液体窒素をスプレーで圧力をかけて霧状に噴霧することが可能です。

 

 

クライオプロによる治療のメリット
  1. 液体窒素の連続噴霧できるため、短期間しっかりとイボを液体窒素にさらすことができる。
  2. 液体窒素の噴霧量をコントロールしやすく、いぼ周囲の正常皮膚へのダメージ最小限にできる。
  3. 付属品のバリエーションも多く、いろんなイボに対応できる。
  4. 綿球法に比べ、痛みが少ない

スプレー式で液体窒素を噴霧

 

Dr's voice

クライオプロによる液体窒素は従来の綿球法よりも痛みが少ないため、治療中の痛みでイボ治療を諦めてしまった方にもお勧めですよ。

ご自宅での処置についても説明させて頂いております。

イボでお悩みの方は一度ご相談くださいね。

VビームⅡにるレーザー治療

VビームⅡ(595nm)でのイボ(尋常性疣贅)の治療は、皮膚の毛細血管に選択的に吸収されるレーザーの光でウィルスへの血管栄養を熱で破壊し、ウィルスに感染した部位全体にダメージを与える方法です。

尋常性疣贅(ウィルス性イボ)は肥厚した角質の下に豊富な血流があり、この血管から酸素と栄養を受け取って成長していますので血管を破壊することでイボを死滅させます。

治療回数は症状、部位、過去の治療歴によって違ってきます。

治療間隔は4週間毎に行います。

※この治療は保険治療対象外のため、自費診療になります。

治療が受けられない方

下記の病気や症状がある方、下記薬剤の使用中の方は治療を受けられません。

  • 光過敏症のある方
  • 単純ヘルペスの症状がある部位への治療
  • 解放創や感染創のある部への治療
  • 刺青のある部位への治療
  • 治療部位に癌を認める場合
  • 積極的な日焼けをしている部位への治療
  • 妊娠中の方
治療に注意が必要な方

下記の病気や症状がある方、下記薬剤を使用中の方は医師の判断によって治療が受けられない場合があります。

  • てんかん発作の既往のある方
  • ケロイド、瘢痕体質
  • 免疫抑制剤やステロイド製剤の投与を受けている方
  • 全身状態が不良な方
  • 抗凝固薬を内服中の方
  • 糖尿病のコントロールが不良の場合

治療方法と経過について

ご予約

当院は予約制でので、まずはWebもしくは予約専用ダイヤルにてご予約をお取りください。初診の方も予約をお取りいただけます。

WEB予約はこちら

 

 

診察とレーザー照射

レーザー照射前にあらかじめイボの表面(角質)を削ります。角質の除去する照射前の処置は治療成績に影響を与えます。同じ個所に2~3発レーザーを照射します。痛みが強い部位の治療の場合はあらかじめ表面麻酔をおこないます。

 

 

アフターケア

治療直後は強い炎症が起きている状態になりますので、しっかりとアイスパック等で冷却したのち、ワゼリンや抗生剤・ステロイド含有軟膏を3日間程塗って頂きます。

照射後にはかさぶたができ、約2週間後にはかさぶたはとれます。無理にかさぶたを剥がさないようにしてください。

 

※治療は4週間間隔で行われ、回数は個人差があります。

※いぼ(尋常性疣贅)のできている部位、症状、過去の治療方法によっても治療効果は変わってきます。また、治りにくく再発することが多いため、根気強い治療が必要であることをご理解ください。

イボ(疣贅)治療

  1. イボ(疣贅)治療

    イボについて